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スタミナのある夕食で明日の活力を!

フルーツの効用を紹介します。 ドライフルーツとナッツの効用はこちら

     すべての人に当てはまるわけではないので、参考程度にお考えください。
     あくまでも病気に対する予防なので、すでに病気を患っておられる方は、まず医師にご相談ください。

風邪に効くとされる果物

アプリコツト、キウイフルーツ、びわ、イチゴ、みかん、
柿、グレープフルーツ、メロン(赤肉のもの)、レモン、栗、オレンジ、パパイアなど。

ビタミンCは風邪ウイルスに対する抵抗力を高めてくれます。
イチゴ、キウイ、レモン、柿、みかん、グレープフルーツなどはビタミンCが豊富に
含まれているのでお勧めです。

またビタミンAにも免疫力の向上や、鼻、喉の粘膜を強くする効果があります。

βカロテンは体内でビタミンAに変わるため、βカロテンの豊富な赤肉メロンや
あんず、みかんなどもお勧めです。
高血圧に効くとされる果物
一般的に上が140mmHg以上、下が90mmHg以上だと高血圧とみなされます。

キウイフルーツ、梨、西洋梨、バナナ、ブドウ、アプリコツト、イチゴ、柿、サクランボ、
スイカ、マンゴー、みかん、メロン、桃、びわ、いちじく、栗、オレンジパパイアなど
       
血圧上昇の原因となるナトリウム(塩分)の作用を抑えるには、カリウムが効果的です。
ほとんどの果物はカリウムを多く含んでいるため、利尿作用によって塩分を体から
排出する効果が期待できます。

また、リンゴやみかん、桃などに含まれる水溶性食物繊維も
ナトリウムの排出を促進するといわれます。
冷え性に効くとされる果物
パッションフルーツ、ライチ、アプリコツト、桃、アボカド、など

基本的に果物は体を冷やす作用があるので摂りすぎはよくありません。
特に柿、梨、みかん、スイカなどは体を冷やす作用があるので量を控えましょう。

ただし、桃やあんずは 東洋医学において体を温める「陽」の食物とされます。
また、西洋医学においては、アボカドやパッションフルーツ、ライチなどに多く
含まれるナイアシン(ビタミンB3)が冷え性に有効とされています。
便秘・排便に効くとされる果物

便秘、排便に効く体操
胃の調子も整えます。
(動画で説明入り)

便秘は基本的に「急性」と「慢性」の2つに分けられます。
       
急性便秘は、食物繊維不足や水分不足、ストレスや緊張感、環境の変化などによって急に
便が出にくくなる状着です。急性の場合ほとんどが1週間程度で改善します。

一方やっかいなのは、なかなか治らない慢性便秘で、主に3つのタイプに分類されます。

1つ目は、腸の筋力低下によりぜんどう運動が弱まって便が出にくくなる「弛緩性便秘」。
2つ目は、大腸が緊張してけいれんが起き小さなウサギのフンのような便しか出ない
「けいれん性便秘」。
3つ目が直腸の神経が鈍って大腸のぜんどう運動が起こりにくい「直腸性便秘」です。

また、これらのほかに腸の異常や腫瘍、炎症などによる「器質的便秘」もあります。

梨、西洋梨、バナナ、キウイフルーツ、アプリコツト、サクランボ、マンゴー、
ミカン、桃、リンゴ、アボカド、いちじくなど

これらの果物は食物繊維の量が多く、中でもリンゴや桃、みかんなどには
整腸作用のあるペクチンも豊富に含まれているので便秘改善に有効です。
みかんの、すじや、袋にも、食物繊維が多く含まれているので、出来るだけ食べます。

バナナには食物繊維のほかにビフイズス菌を増加させるフラクトオリゴ糖が
含まれているのでより効果的です。

糖尿病に効くとされる果物
血糖値は、食前で100mg/dl程度、食後では120〜140mg/dlが正常な数値です。
食前に126mg/dl以上、食後に200mg/dl以上あれば危険信号です。

バナナ、キウイフルーツ、メロン、パパイアなど

糖尿病は糖の摂りすぎに注意しなければいけませんが、まったく摂らないのは
かえってよくありません。必要最低限の糖分をしっかり摂ることが大切です。

バナナやキウイ、メロンはカリウムも多いので、高血圧予防にも効果が期待できます。

すでに糖尿病を患っていて食事制限のある方は、医師の指示に従って決められた量を
守ることが大事です。
動脈硬化に効くとされる果物
ブドウ、プルーン、梨、西洋梨、バナナ、キウイフルーツ、アプリコット、イチゴ、柿、みかん、桃、
いちじく、サクランボ、スイカ、マンゴー、オレンジ、メロン、パパイアなど

食物繊維のペクチンは動脈硬化の予防に効果があるといわれます。

リンゴ、桃、いちじく、イチゴ、キウイなどにはペクンが豊富に含まれています。
また、赤肉のメロンやあんず、マンゴー、スイカ、みかんには β一カロテンが含まれているので
おすすめです。

β−カロテンには抗酸化作用があるため、細胞の老化を進行させる活性酸素を
抑える効果が期待できます。その他、柿、イチゴ、キウイに多く含まれるビタミンCも良いと
されます。カリウムが含まれる果物は、高血圧予防に効果が期待出来ます。

アルツハイマー病(痴呆症)の
リスク軽減

2000年時点で65歳以上の高齢者は総人口の17.4%を占め、そのうちのほぼ7%の
約160万人がアルツハイマー病の患者にあたるそうです(厚生省)。

野菜や果物のジュースを愛飲すると発症リスクが1/4におさえられると報告されました。
フルーツまたは野菜ジュースを週に3回飲む人は、週1回未満の人に比べて、
アルツハイマー病の発症リスクが75%も低いそうです。

野菜や果物のジュースに含まれているポリフェノールがアルツハイマー病の発症を
遅らせているという研究報告があります。

どのポリフェノールが特に高い効果をもたらすのかについては、さらに研究を重ねる
必要があるということです。

フランスのボルドー大学の研究グループは、一定量のワインを毎日の飲み続けることが
アルツハイマー病の予防に効き目が在るとする疫学調査結果をまとめました。
65歳以上の高齢者約3800人を数年間、追跡調査し、その結果、ワインをグラスで3〜4杯
飲んでいる人の場合、アルツハイマー病の発生率が、酒を全く飲まない人のわずか1/4に
とどまっていることが分かりました。

米ジョンズホプキンス大学の研究チームは抗酸化効果のあるビタミンEとビタミンCを
一緒に摂取し続けることでアルツハイマー病になりにくくなるという疫学調査の結果を
まとめているそうです。