神谷成章先生の、楽々、喜び農法 > アートテン農法とは

アートテン農法の概要は、一部は、書籍に出ていますが、
実際はどのようなものか、簡単に私の理解で紹介します。

昨年は、神谷成章先生の好熱炭素菌を使った農法を
試しました。台風が多い年でしたので、9月に入り、
風で倒れるなどの被害が出ました。それで今年は、
異常気象にも強いという、アートテン農法も採用して
好熱炭素菌とアートテンの両方を試してみました。
(このページの続きは、「アートテン農法の特徴」へ)


【アートテン農法の背景】

2013年3月、政府は日本がTPPに参加を
した場合、国内の農業生産額は約8兆円から
3兆円減り、カロリーベースの食糧自給率も
39%から27%ほどに落ち込むとの見通しを
示しています。

日本は、多くの食料を輸入しています。
結果として、国内の農家は価格の下落に
苦しみ、次々に廃業している有様です。
農業生産力を失い、食料の安全保障は
刻一刻と悪化を続けています。

笑えない恐ろしい話があります。
天ぷらそばを食べてみて、中身を調査して
みると、そば粉は中国、エビはフィリピン、
天ぷらの衣はアメリカ、醤油の大豆や小麦も
アメリカ、薬味のネギは中国や韓国、結局、
国産品として残ったのは塩素で汚染された
水とどんぶりだけだったという悲しい話です。


農業生産力を維持して、食料の安全を
保障するために、欧州の多くの国々は、
農家の所得を「税金」から支払って
いるということです。

つまり、欧州の農家の所得の90%超は
「税金」で賄われ、ほとんど公務員の
ようなものです。TPPに加盟し、かつ
食料の安全保障を強化したいならば、
一つの方法として、欧州のように農家を
公務員化する必要があると言う意見も
あります。

例えば、オランダ型の重装備・施設栽培は、
国が主導してはじめて産業として成り立ちます。
日本の民間企業が単独で同じやり方に
挑んでも無理だということです。

(それにも関わらず、神谷農法は、農業立国
 オランダを実績で超えているということです)

1988年には、約22万ヘクタールあった
棚田は担い手を失い、3割が耕作放棄地に
なっています。耕作放棄地は棚田以外にも
広がっており、全国で滋賀県の面積と
ほぼ同じ面積の、約40万ヘクタールに
及んでいるということです。

(耕作放棄地は平成2年以降、特に増加)

また農林水産省によると
1995年から2010年の15年間で、
専業農家、兼業農家の数は、それぞれ
265万戸→163万戸
222万戸→118万戸 とほぼ半減化し、

その後も、毎年約10数万人減り続けて
2015年には、日本の人口の3%にしか
満たない226万人が、農業を通して
日本の食糧の大半を支えている危機的
状態です。

農業の平均年齢も
59.1歳→65.8歳(35歳未満は5%)と
高齢化が進んでいます。

半数以上の140万人が70歳以上の
高齢者です。

(各国の農業従事者の年齢構成)

このままいけば、5年後の2020年には、
日本の基幹農業者(過去1年間で、
主として農業に従事した人)の数は
95万人に減り、1人の農業者が126人の
国民の食糧担う異常な事態になります。

このような、日本の農業に危機感を抱き、
自衛隊の仕事を辞めて、新しい農業を
全国に広められようとしておられるのが、
アートテン農法の高橋呑舟先生です。

【アートテン農法】

高橋呑舟(どんしゅう)さんは、
1947年、岩手県に生まれました。


1994年まで自衛隊に所属し、隊長として
活躍されていました。(その時に、作家の
三島由紀夫氏とも親交を結ばれました。)

高橋氏は、自衛隊にいるときにソ連との
国防の任務を遂行されていましたが、
ソ連が終えんしたため、国内に目を
向けると、高齢化対策について大変な
ことになりつつあると気付かれました。

あと10年もすれば700万人といわれる
団塊の世代(昭和22〜25年生まれ)が
後期高齢者になります。その時には、
社会保障費は100兆円を超えるとさえ
言われており、日本の国は破産しかね
ません。

(日本の年齢構成の推移)

ボケ老人も増えており、700〜900万人に
なると推定されています。(このことに
関しては中国も同じで、高齢者は3億人
といわれ、大変なことが起きると危惧
されています)

そして、微力ながら、高齢化社会を迎え
つつある日本の力になりたいと思われた
高橋氏は、40代半ばで自衛隊を辞められ
ました。挨拶状には、「高齢化社会、半病人が
多くなる社会に、何ができるか模索しながら
方向を転換する」と書かれたそうです。

自衛隊を退官したあとは、それまでに
体調を崩す部下のために気功や整体を
学ばれていたので、その技術を活かし、
ヒーラーとして活躍されていました。

そして、ヒーリング行っている中で
気がついたのは、たとえヒーリングで
元気になっても、半年後、一年後に
元の状態に戻ってしまう人が大勢いて、
それには、やはり普段の食生活の影響が
関係しているように思われることです。

今、難病が増えていますが、根本的には、
やはり食事を正さなければ病気は減ら
ないということで、食を正せば、細胞が
入れ替わる周期の2〜3ヶ月で、健康の
状態はガラリと変わるということです。
病気の原因のほとんどは食物にあると
いうことです。

(高橋氏によれば、質のよい食材を摂る
ことで、まず腸が整います。腸を整えれば
「超(腸)能力」が出る、ということです)


そして、高橋氏は、まず、病気にならない
ようにしなければと思われました。
かつて、「北里柴三郎」は「農は医なり」を
提唱されましたので、高橋氏も、医農薬の
研究から始めて、マクロビも学ばれました。
(1853〜 1931年)
破傷風の予防と治療方法を開発された。

高橋氏が大切にしている言葉は、
「神を信じ人を愛す」という言葉だそうです。
この言葉は、恩師である気功家に教えて
頂いたものだそうです。

神というのは、壮大な宇宙を創り、運用して
いる天主の力というべきもので、その力を
顕現させることで何か道が開けてくるかも
しれないと思い、高橋氏は毎日のうに、この
言葉を頭の中で繰り返していたそうです。
           【宇宙からの情報】

1995年、高橋氏は、UFOに乗って宇宙に
行ったという藤原由浩さんの話を知りました。
(藤原由浩さんは、北海道の北見市で農業を
行っていた1970年代、宇宙人によってUFOに
連れ込まれました。その後から、テレパシーで
宇宙人と連絡がとれるようになり、数回にわたり
UFOに搭乗されています。


ある日、玄関のガラス戸をたたく音で目を覚まし、
外へ出てみたところ、身長1メートル、防空頭巾の
ようなものを被った小人がいたそうです。近づくと
熱っぽい風が上から吹いてきたので、見上げると
電柱の二倍ぐらいのオレンジ色に輝く円盤が回転
していて、足の方から吸い上げられたそうです)

興味を持った高橋氏は、藤原さんに、宇宙で
どんなものを食べたのか詳しく聞きだされた
そうです。藤原さんによれば、これまでに
食べたことないおいしさで、メロンのようで
メロンでなく、スイカのようでスイカでなく、
ピーチや、バナナなど、そうしたもの全てが
ミックスされたような美味しさであったという
ことでした。

(藤原さんは、1990年代後半のある日、
 突然ピアノを弾ける能力を与えられました。
(CDまで出されました)
「地球の友が、宇宙の心理と宇宙の法則に基き、
 秩序と愛に目覚め、我々の意識と調和できる
 ならば、我々は地球の友と宇宙平和のために
 高い科学技術を提供する用意がある」と伝え
 られているそうです。

 首をつる寸前にまで追い込まれながら無農薬の
 リンゴを作ることに成功された、「奇跡のリンゴ」で
 有名な木村秋則氏も、龍のような宇宙人に
 道ですれ違ったり、UFOに載せられたりという
 体験をされています。
 
 UFOの中には、白人男性、白人女性が座って
 いましたが、5年後「私はUFOに拉致された!」
 という女性がテレビに出ていたが、その時に
 UFO内にいた白人女性だったなど、「すべては
 宇宙の采配」という本にまとめられています)

高橋さんは、その話を聞いて、自分もいつか
それを食べたいと本気で願うようになった
そうです。

「神を信じ、人を愛す」という言葉を
唱え始めてから、さらに不思議なことが
起こり始めました。

宇宙人がコンタクトしているということで
評判になっていたある女性と知り合い、
1998年、その知人から、世界的な超能力者で
著名なドイツのヒーラーでもある、
リロ・ミウラーさんを紹介されました。

日本に来られた、リロ・ミウラーさんと会い、
彼女とは、プレアデス星団から地球にやって
きた兄弟姉妹だったと分かったそうです。


リロさんは、高橋さんをドイツに呼ばれ、
オランダの農場に連れて行ってくれました。
それは、ヤーブ・バッカー博士の農場で、
シュタイナー農法を取り入れ、星の動きに
基づいて、種まきから収穫まで、全てを
有機農法で行っており、美しい花が咲き乱れ、
妖精が舞う農場とも言われ、世界中から
見学者が押しかけて、毎年2000人ほどが
研修に訪れるような農場でした。


そのときに、ヤーブ博士から、「日本は
やがて遺伝子組み換えの実験場になるが、
遺伝子組み換えは原爆より怖い。
気がついたときには、取り返しのつかない
恐ろしいことが起きている。原爆は地域が
限定されるが、遺伝子組み換えは一世代が
発病したら、範囲も世代も際限なく広がる」
という言葉を聞かされました。それからは、
ヤーブ農場に5年間通い、農業に必要な
ことを学ばれたそうです。

ある日、高橋氏の頭の中に、10けたの
数字が降りてきました。素数で出来た数列
でしたが、あるひらめきがあり、それが
宇宙情報であることが分かりました。

(高橋氏によれば、宇宙の情報は数字で
出来ているそうです。

カミオカンデで発見されたニュートリノの
大きさは10のマイナス15乗で、

神の粒子とも言われるヒッグス粒子は10の
マイナス21乗ですが、高橋氏が受けた情報は、
10のマイナス20〜90乗という微粒子で、
科学的に証明されるのは、まだ先という
超微粒子(情報)でした。

現代科学ではクォークが物質の最小レベルに
なっていますが、高橋氏によれば、さらに
微細なレベルがあり、それは、カタカムナや
般若心経でも説明されています。


例えば、カタカムナでは、そうした始元素の
ことを「潜象(せんぞう)」と呼び、見える
物質世界を「現像(げんぞう)」と呼びます。
般若心経でいう「空」はゼロのことであり、
それは、無限に小さいことを意味する
「始元素」だということです)

そのうちに、さまざまの情報は、数列
だけでなく、球体として、ものすごい
スピードで回転する球体の中に、
大量のエネルギーと情報が詰まった形で
もたらされるようになりました。

高橋氏は、宇宙とのやりとりを通して、
農業に関するさまざまな情報手に入れる
ことができるようになったそうです。

例えば、まず、高橋氏が、土の力を高める
ための情報は、どこに聞けばいいですかと
目に見えない「宇宙遠大情報センター」や
星々にアクセスすると、「詳しい分局」と
「コンタクト番号」を教えてくれます。この時、
通信では、数列を使ってコンタクトします。

その問い合わせに対して、宇宙からの
回答として、状況に応じた必要な情報が、
高橋氏の頭に数列で送り返されてきます。

宇宙から届いた数列を、自分の頭の中で
コンピューターのように処理します。
そした、届いた情報を、波形や特定の
物質の中にエネルギー化して封入します。

このように、宇宙からの情報を、実際に
農地で使うために、カードへ転写した
ものが、黒色のアートテンカードです。


雑草を伸びにくくする方法や、土の中の
微生物の活性化や、土の温度を上げる
方法など600以上の情報が入っています。

情報の種類によって、水田、果樹園、
畑の3種類のカードがあり、畑の四隅に
埋めることで、畑の中には磁場
(トーラス:「フリーエネルギー」の節で
 説明しています)が出来て動き出します。

アートテンカードを畑に埋めれば、環境が
調和的になり、「地力」が上がります。

土は必要な物取り入れ、不必要なものを
除去していきます。成長を阻害する要因が
排除されるので、植物は元気に大きく
伸び伸びと育ちます。微生物の生育環境が
整えられて、微生物の数も増えていきます。
病気や害虫の被害もなく、収穫量も上がり、
味も非常においしくなります。(かつて
藤原由浩さんからきいたような、美味しい
作物がとれるようになったそうです)